リッヒの閣下のことを呼ぶ声色ってすっごく萌えます……。
というのを今回は第9話後半をプレイしながら語るのでキモさ三割増しですご注意。
んーとどこからと言いますと、閣下が宇宙人たちに、月の落下を防ぐことの手伝いを頼む場面があるではないですか。
「頼む!!」って。
そこから語ります。「すまん!」からだと私の閣下愛が暴走するので飛ばします
ええと、「頼む!!」のあとすぐにリッヒが「閣下!なんてことを…!」ってくるのですが、まずここここここのリッヒの声がぁぁ!!「閣下!」のトーンがあああ!!
あーちょっとリッヒの声を真剣に聞いてると美声すぎて顔が…ちょっと…ちょっと落ち着きます。あぁー。ああ…。
…何か語るとき、実際にプレイしながらキーボードを叩くことが多いのですけど、こうじゃなくてプレイ後に落ち着いてまとめないと発狂して終わるよ…ね…。
まぁライブ感を大事にしているということで…
よし、話を戻します。
この場面はリッヒに触れないで閣下だけでももう充分に語れるのですが、今回はリッヒにスポットを。
フェEDを見た後だとここは心にぐさっとくるのですよね。
フェンリッヒは閣下が誰かの下にいるってことがどうしても耐えられなかった(耐えてましたけど)のだから、閣下が跪いて宇宙人たちに「神と天使を敬うこと」を頼むなんてことは、彼にとってはもうとんでもないことだったのでないでしょうか。
いやここ戦闘後に驚いたけど閣下は跪いてたんですよねー…閣下……もう…。閣下…。
そもそもプリニー教育係でアクターレが上司ってのにもリッヒはイライラしてましたが、それはリッヒがどうにかできることだったではないですか。
どうにかとは言っても血を飲ませることとかではなく、アクターレは一応上司でも思うように利用していたという意味で…。
アクターレに限らず、その状況もですね。
本当に彼は優秀な参謀で、プリニー教育係という最下層の状況から大統領戦まで、ほぼリッヒが思うまま導いてきたといっても過言ではないと思うんです。
地獄で閣下が機嫌良く過ごしていたときも、やろうと思えばこの現状を打破できるという自信がリッヒにはあったと。
だからこそ我慢できていた。
でもこの場面、リッヒにはもうどうしようもできないわけで…。
そこで閣下が跪いて頼むっていうのは、すごくショックなことだったと思うんです。
主が頭を下げなければならない事態になってしまったのは、参謀である自分に打つ手がないからで…。
ここの「閣下!」ではまず閣下が跪いたことに対しての驚きですが、「なんてことを…!」がもうね…。
ここは悲しみというか、自分の無力感に対する嘆きも含まれていると思うのです…。
声の勢いでは「閣下!なんてことを!」なんですよ。駆け抜けてる。
でも文字では「…!」がついているんですよねー。この「…」すごく重要。
その「…!」なんなのリッヒ!何考えたのリッヒ!!!
ちなみに私は勝手に「なんてことを(させてしまったのか)」で脳内補完しております。
でこっから閣下の頼みが。あー閣下ぁー閣下ーーーー閣下ーーー!
閣下はできたお人じゃあーーーーーーー。ううーーー泣くーーー。
で次の「閣下…!」の声ええええうわああああんうわあああん!!
うわもうこれ私リッヒが閣下に声をかける度に発狂しなきゃいけないの!?日本一さんめ…!!
ここもモーションで「…」が出てからの「閣下…!」なのですね。
何考えたのリッヒ…リッヒ……!!!
さっきの「閣下!なんてことを…!」の強めで諫めるような声色とは逆ですね。
ここの「閣下…!」は全く反対で、感嘆のような…恐れ入っているというか。敬服。
そしてそれは、きっと宇宙人たちに神や天使を敬せるという状況の打破方法はリッヒの頭には無かったからだと思うんです。
リッヒは何が何でも閣下のように頭を下げることはしないでしょうが、やらない以前にそもそも全く思いついていなかったのでないでしょうか。
ここのリッヒには「宇宙人たちに月の落下を食い止めさせる」か「人間に敬いエネルギーを出させる」くらいしか思いついていなかったのではないかと思うんです。
リッヒ的にここはもう焦りに焦っているはずですし…。
だから自分には思いつかなかった方法で、そのために頭を下げる閣下は…リッヒの目にどう映ったのか…。
そんで次のとこがー!!!!!!うわテンション高!!
大分飛ばして、宇宙人たちが新しい星の秩序を~云々終わったあとの、閣下の「なかなか魅力的な申し出ではないか?なぁ、フェンリッヒよ」の次です。
あーここで、アルティナや、「あれ、結構条件いいじゃん!」ってなってる子供組ではなく、リッヒにだけ語りかけるんだよなー。まーた2人の世界作ってー。
おっとまた脱線するいつまで経っても進まない…。今回はリッヒの「閣下」に絞るんだから…。
そう!それで「なぁ、フェンリッヒよ」に対するリッヒの返事が「ヴァルバトーゼ様……」なんですよ!
これ…ここで!ここで閣下でもヴァル様でもなく!!!ヴァルバトーゼ様!!!!
しかも声のトーンも、リッヒらしく強めでも呆れでもない…。
月を見捨てないで欲しいという願いが込められた言い方だなぁと…。
でも確かに宇宙人たちの誘いは魅力的。ここで「いえそれはダメです」とはリッヒも言えない。
だってそうすることで魔界や地球ごと閣下もモニャモニャ…してしまう可能性があるではないですか。
だけどリッヒだって、一旦は新たな星の秩序を築いて頃合いを見てまた反乱起こせばいいか、とは簡単に譲歩できない。
命よりも大切な月…。そして何より月には閣下との誓いが…。
これは月前半ですがリッヒの口から「月は人狼の魔力の源、『しかし何より』」って言うのがもう本当にもう。はいはい脱線。
とにかく自分は月を諦めたくない、でもそれを主に押し付けることはできないのですよね。
それで絞り出たのが「ヴァルバトーゼ様……」と。
ここ本当フルネームなのがたまんないっす。いやたまらないっす。懇願感が出ている。
次閣下かっけえええええよおおおお閣下ああああああ;;;;;;;
閣下ああぁぁぁああ;;;;;閣下あああああああああああうわあああああ
ここで「迷えるプリニーたちがいる」っていうのもすごく感動です。
やっぱり可愛がってるよね、閣下……w
いや今回はそれよりも!それよりも!
「そして、この月には絆がある。かけがえのない友と誓った決して切れぬ絆があるのだ!」
………ちょっと深呼吸しようか……。ああ……。
そしてアルティナちゃん飛ばしてごめんね…別の機会にヴァルアル語りもするからね…ちょっと待っててね…。
……はい。続けます。
あの、ここの萌えって、色々あの、あれなのですけど、このセリフの中だけに絞ると、「友」が果てしなく萌えなんです。
それまでだって、「戦友」表記でしたよ。
いや友もあったかもしれないですけど、基本的には「戦友」が強調されていた…。
のに!この大事な…!ここの超超重要なセリフで!!「友」!!!!!
1 いつも親しく交わっている相手。友人。朋友(ほうゆう)。ともだち。
2 志や目的を同じくする人。仲間。同志。
3 ふだん好んで親しんでいるもの。
うぐぁっっっっ…。うぐああ……。
そうだね…うん、当てはまってるよう……。
ここで、シモベでなく友と迷い無く言い切った閣下ですよ。それもかけがえのない。
掛け替えのない。代わりがいないってこと…。
かけがえのない友……。
……悪魔ってなんだっけ…私ちょっと意味がわからない…。
というか、閣下ってすごくリッヒにフレンドリーですよねww
相棒とか言われても、否定するのはリッヒのほう…w
閣下的には、勿論頼りになるシモベなのですけど、それよりも友達って要素が強いのかなぁとか思ったりします。
閣下は地位とか、呼び名とか、タメ口とか、全く気にしない人だしね。
うわー閣下ーうわー好きーすごく好きー閣下ー。
そして次の!!!リッヒの!!「ヴァル様…!」が!!!!!
リッヒいいいいいいいいい;;;;良かったねリッヒ…良かった!!!!!;;;;;;;
私このヴァル様…!に執事閣下の全てが含まれていると思うんです。
リッヒの声色が希望に溢れていて。
状況としては全く、寧ろ悪化しているのに、今までのリッヒのセリフで、唯一「希望の光」というのを感じられる声色なのです。
期待でも、確信でもなく、希望が…。
普段はリッヒが閣下を動かしている利用している、と周りに思われるほど、リッヒが状況を誘導しているのに、このどうしようもなくなったとき、まだどうしようもないのに、そのときこそ閣下の言葉でリッヒは……。
ううっ……。
閣下かっこよすぎぃ…閣下ぁ……。
そしてこの一連のシーン、「閣下」→「ヴァルバトーゼ様」→「ヴァル様」なのですよ。
リッヒの呼称の使い分けは普段はあまり法則性がないかなーとか思ってたのですが、ここでは違いますね。
最初の「閣下!」では、完全に主従の関係。
主が相手に頭を下げたことに対しての諫め。
で次もまた「閣下…!」なのですが、ここでは敬服している。
さっきほど完全な主従関係ではないですが、対等では全くないですね。
寧ろ崇める対象にしているような。
で次が「ヴァルバトーゼ様……」。
ここは懇願。いえとはいっても判断は閣下に委ねているのですが。
でもこれも初めの「閣下!」ほど主従ではない…。
冷静に考えたらここでは宇宙人の提案に乗っかるのが最善ですから、シモベとしては賛成するべきだったのではないかと思います。
この段階では、人間から敬いエネルギーが集まるとは考えにくかったですし。
反乱なら閣下がいればまた起こせる。でもここで月が落ちれば、閣下はモニャモニャで…。
そうなれば本当に全部終わり。
だからここはシモベの立場としてよりもリッヒ個人の思いが強く出ている場面かなって…。
そんで最後に「ヴァル様…!」を持ってくる!!愛称!!!!愛称!!
愛称って良いですよね…「愛」…。
閣下の「友」を受けての愛称呼びの「ヴァル様」。
ほあー。
この一連の流れ、呼称の変化はあえてとしか思えんです。
いやぜーんぶ一貫して主従ですよ!!主従なんですが!
でもその主従の枠の中でもということです…!
と考えるともしかして全編で意味のある使い分けをしているのかしら…?
これは確認と検証が必要ですね。
よーしまた一周だーうははー。
もう、こんなグルグルするなら一度全会話をテキストでまとめた方が効率的な気もしてきました…。
でも声色が大事だからなぁ……。
えーとここまで戦闘前の会話シーンなのですが、今回はここまでで…。
全部やるつもりだったんですけど…まさか戦闘前でこんな……。
戦闘後のほうが長いしね会話。
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