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銀髪で褐色とかあざとい。流石リッヒあざとい。
オラオラしてるのに参謀とかあざとい。流石リッヒあざとい。
あと羽多野さんボイスがマジパネェっす。マジリスペクトっす。
ディスガイアサーチ様で「日記で語ったりキャラ考察したり」とほざいた紹介文を書いたにも関わらず自分の好きなものを挙げただけのテスト記事がトップなのもいかがなものかと思ったので主従の対照的なところをhshsします。

クソ長いので、記事の続きでどうぞ。


この主従のステキなとこって本当にいっぱいあるんですけど、その1つに2人が正反対だってことがあると思います。
根本的には似てるんだろうけど、基本的にはお互いがお互いの足りない部分を補っていて本当にナイスコンビだなぁって……。

最初、特に執事閣下を意識せずにゲームをしていたときには、閣下いい奴だな、執事は正に悪魔だな、と思ってたんです。
でも執事閣下に目覚めて彼らの言動に注意するようになって、何周かすると、実はこれこそ反対なんじゃないか?って思うようになりました。
そりゃ執事は腹黒いと思うし、閣下は器が広いステキな上司ですけどね。
でも閣下は、器がでかいけど、優しいわけじゃないよな。
そしてリッヒは心は狭いけど、優しいんだと思います。
心が狭いってあんまりな言い方ですね。人間的だなぁと思います。

第1話、閣下はプリニーたちとの約束を守るためにアクターレをちゃんとしばくんですけど、イワシをあげたあとは「この後お前たちがどうなろうと関係ない」とキッパリ言い放ちます。
こういったことは他のメンバーが言ったなら、照れ隠しなのかなとか、とかいって実は~?とか、好意的に解釈もできますけど、閣下は自分の発言に責任を持つ人。
表も裏もないですから、本気ですよね。
それをリッヒが「まあ我が主に絶対の忠誠を誓うというのなら部下にしてやらんことも~」ってな感じで続けるわけです。
閣下も「それならお前らの安全は保証してやる」というわけですが……。
きっとここでリッヒが口を出さなければ、プリニーたちは予定通り処分されていたはずです。
そう思うと、ここのリッヒは情け爆発ですよね。
別に「この後お前らがどうなろうと関係ないが、もし俺の部下になるというなら安全は保証してやる」と閣下が繋げていてもおかしくはなかったはずです。
寧ろリッヒは大抵のシーンで腹黒な参謀役をしてるわけですから、仲間思い、生徒思いのイメージがある閣下に言わせるほうが違和感がない気もします。
それに1話の時点では、まだ政腐を相手にすべきではないとリッヒは言っているし、プリニーを予定通り処分しといたほうが衝突しないで済むと思うほうが自然です。
大統領も認める優秀な参謀にしては甘いんじゃないか~愛しいな~。
閣下は斬るとこバッサリ斬りますからね。

それとリッヒは何かというと殺す殺すと威嚇しますけど、きっと誰より命の価値を知っているんだと勝手に思ってます。
月での熱弁もそうですけど、更に昔は暗殺を生業にしていたわけです。
命の重みも、軽さも、よく心得ているはず。
だから、リッヒはすぐにイラついて、「殺すぞ」なんて言うけど、実際は簡単に殺さないと思います。
それは命を奪うことへの葛藤では無くて、生きて償え、やり直せ、という人間的な希望と、死ぬくらいで済ますか、それ以上の苦痛を与えてやる、という悪魔的な暴力が入り混じったややこしい感情の結果なんです。
暴君編でミノトロースを地獄に堕とすと決めたときにも、このややこしいものが含まれてたんじゃないでしょうか。
リッヒは「偽善」に対して異常な嫌悪感を示すけど、その嫌悪感の先は実は相手ではなく自分、だったりしてね。
自分の中の甘い感情に対して彼はイラついているのかな。
人狼風情、なんて見下されることに、他の悪魔に比べ人間的な感情が大きいからという理由があるなら、リッヒ自身が一番その感情を嫌うだろうな、と思います。
暴君編の若リッヒのイライラは、暴君が言う「信頼」に対して希望を抱く自分にも向けられているんじゃないでしょうか。
対して閣下はあんまり命について、リッヒほど深く考えてなさそうだなーとか……。
命の価値なんて、人間ならではの疑問のような気もする……。
暴君なんて登場シーンで「約束は守れ。守れないなら死ね」って風なこと言ってますし。

閣下の長所の1つに決断力がありますよね。
普段はリッヒを信頼して進むけど、ここぞというときは彼が決める。
その決断力は誇り高き悪魔である自分への絶対的な信頼からきてると思います。
そしてその決断すべき問題は笑っちゃうくらい小さなことだったり、宇宙を巻き込む大きなことだったりするんですけど、閣下が考えているのはいつでも自分のことだけなんじゃないかなと。
ここがリッヒと大きく違うところで、リッヒは何かを決めるときは自分以外のことを考えていそうです。
まさに真逆。
自分のことだけっていうのは、仲間の危険を顧みないというわけではないです。
そもそも絆も信頼も自分が誇り高い悪魔であるために貫いていることなので、例えば閣下が誰かを助けたとしてもそこに打算は一切なく、自分のためだけにやったことであるから礼を求めることもしない。
エミEDなんてまさにそんな感じかな。
それって俗に言う優しさとはちょっと違うんじゃないかな。なんて。
優しいってこう、コミュニケーションあってこそのものだと思うので……。
助けてもらって、「私のためにありがとうございます!」って言っても「いや、お前のためじゃなくて自分のためだから」なんて結構冷たいですよね。
リッヒが自分以外のことを考えていそうというのは、まぁ閣下のことは勿論として。
彼はお返しを求めるタイプだと思います。
というか、策略的に、「こうしてやったんだからお前はこうしろ」みたいな。
脅迫だね、うん。
でもだからこそ、ツンデレっぽくなっちゃうというか。
~してやったというのは、自分でなく相手のことを思ってやったと認めた言い方ですからね。
完全に私の希望の話なので薄字です。
閣下に対してはモノではなく、自分に対する信頼、労いや褒め言葉を求めてそうだな。
リッヒはそんなこと当然言わないし、不足してるわけではないだろうけど。
完璧な無償の愛ではない。そのことをリッヒは悩んでてもいいと思う。
リッヒの悩みは自分自身の感情やあり方にある。人間らしい悩みです。
当サイトでは当たり前のように両思いなんですけど、主人への恋心を認めるのは、忠実なシモベであろうとするリッヒにとって葛藤の繰り返しではないかな。
…しかしリッヒは忠実ではないよね。

しかしそうなると、「どの選択肢にも大きな損失がある上、その損失の差もない」場合、彼は一気に優柔不断になりそうです。
元々策略なんて、人の心がよく理解できてないと組めないことですからね。
故に迷うことも、多々あるんじゃないでしょうか。
そりゃ何をするにしても結局は閣下にとって得になるか損になるかしか彼は考えないでしょうけど。
まあそんなときの閣下の一刀両断ですよね。
デスコに「今までヴァルっちさんを思い通りに操ってきたフェンリっちさんデスしね」とか言われちゃうほど普段はリッヒが物事を進めていってるのに、本当にリッヒが詰まったときにはいとも簡単に道をこじ開けちゃう。
やだどうしよう萌えるじゃない…何この主従…。何よもう…。なんなのよ…。
もうなんなの……。ほんとなんなの…。
色々考察しようとしても途中であまりの萌えに頭がパーンなるわ…。
すいませんなんか色々考えてたんですけどそれどころじゃなくなっちゃったので終わります。
もうマンガ描きます。
なんという無責任ワロロリッシュ。

閣下がとんでも自己中だ!みたいな考察になってしまいましたけど、だからこそ求心力があるんだと思います。
自分のためだけに誰かを助ける、信頼するって、ある意味では、しかもそれが誇り高き悪魔であることにこだわる閣下だからこそ、とてつもない安心感があります。
だって自分が無一文になって魔力もなくなって何も差し出せるものがなくても、閣下は救ってくれるでしょう。
別にお返しなんて何も求めないんだから。
ま、救ってくれるなんて言ってもそれが閣下の目にとまれば、救うに値することなら、の話なんですけど…。
それはまあ、悪魔なんで。
でも誰これ構わず救うことはしないのが閣下のいいところ。
閣下の中には絶対的なモノサシがありますから。
何に影響もされることも流されることもない、それこそ誇り高いものなんですよね。
「月光の牙」なんて呼ばれたプライドの高い殺し屋が、名声を捨ててまで縋るに値するものなんですよ。
フェンリッヒがひれ伏しているのは暴君の魔力ではなくて、彼自身のモノサシ、価値観に対してですよね。
それってすごいことだと思います。力に対して畏れを抱くことは人や動物にもある話だと思うんです。
でもその強い力がみるみる弱くなっちゃったら、幻滅とかしちゃいそうです、多くの場合は。
フェンリッヒは、人間の女との約束のために断血して魔力が100万分の1以下になった閣下を見ても、幻滅しなかった。
本当にすごいことだと思います。

まさかここまで読んでくれた方がいらっしゃるのか不安。
駄文&妄想長文にお付き合いいただき感謝カンゲキ雨嵐です。
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